結果 2着 ave39.46㎞/h
当日朝1時に家を出発して乗り合いで現地へ。
6時過ぎに到着して外の駐車場から荷物や自転車を運んで6時半くらい。
ストレッチやマッサージをして10分位軽く乗って脚だけ回して心拍は上げず。脚は重め。
連休で練習を優先したのと当日移動なので予想通りな感じで特に気にせずこのコンディションで優勝を狙う事を考える。
8時から移動してバイクを並べて8時50分にスタート。
序盤は皆んな元気で上げ下げが強めで出入りも多い感じ。
アタックも多いので先頭でローテに入りながら反応出来る位置で様子を見るけど決定的なものは無なく時間を潰ぶす程度にこなす。
優勝したPITの方は多くのアタックに反応していたので良く動いていて脚ありそうな感じはすぐに分かったので一緒に動けば逃げれそうだなと感じる。
35分位で数名が逃げていたとこから戻ってきて20秒くらい前にPITの方が1人で逃げ続ける状態。
そこから集団がペースを上げて10秒差位まで詰めたところで自分が先頭。ここで詰め切るのは自分の持ち込みたい展開的には理想ではないと判断してあえて詰め切らずに緩めて先頭交代。
その時40分経過あたり。
集団スプリントにしたくない自分としては逃げるならこれが最後のチャンスな気がしたので(一周後だとスプリントで決めたい人達が逃げを潰しにくる可能性が高いので)集団が緩まったままスプーン前の登り返し入ったところでアタックして一気にPITの方まで追い付く。
残り20分は1人で行くには自分の走力では辛いので「行ける?」と、聞くと「行きます!」と、返事が来たので2人で行こうと心を決めたところへ河藤さんがジョイントしてきて3人に。
そこで10秒位は後ろと差があったのでこれは決まると思いペースが合うように走る。
しばらく逃げていたPITの方はかなりキツそうだったのでツキイチで休んでいいから回復したら協調してねと、声をかける。
しばらくして3人で回しだして、30秒、35秒、40秒と先導バイクに聞く度にタイム差が広がる。
河藤さんは2〜3回切れかかって戻ってを繰り返してかなり辛そうなのでPITの方との勝負を意識する。
その間は最後にどうしたら勝てるのかをひたすら考えながら省エネで走り、ローテを飛ばして順番を入れ替えたりして相手の脚を見る。
残り10分位でほぼ逃げ切れる事は確定的。
スプリントに絶対の自信があるわけではないけど相手の感じ、自分の脚の感じ、コースレイアウトからみてアタックで千切るのは厳しそうなのでスプリント一択に決める。
後は特に動きもなく最終局面へ。
最後の下りからコーナーを河藤さん先頭でホームストレートへ。
残り350位で河藤さんがはけてPITの方が流し先行気味にスプリント開始。
合わせて踏んで残り100を切った辺りから出ようとするけど全く伸びずスリップに入ったまま終了。完敗。
展開的には理想的だったけど力不足だった。
レースが終わって冷静な頭で考えるとPITの方を連れて行かずに千切っとくべきだったかなとも思うけどそれはあくまで結果論。
1人で行く度胸がなかったという事だから仕方ない。メンタルの弱さを痛感した。
でも今回のレースはとても良い経験になった。
ホビーレースだけどギャラリーが凄く多くてレースの規模が大きい。
そんな鈴鹿で真剣に優勝を争えれる展開でホームストレートに戻って来た時の高揚感はいままでの集団スプリントでは味わった事のないものだった。
夏の思い出としては最高のものになった。
来年も出場するならリベンジしたい。